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【転職】転職サイトと転職エージェントは、どうやって使い分ける!?

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どうもー!プロ人事3段です。

今回は、「転職サイト」と「転職エージェント」の違い、どうやって使い分けるかをプロ人事目線でとことん紹介します。
ココナラで相談者から、このような質問を受けました。

転職子さん
転職子さん

転職エージェントをいくつか登録して転職活動を始めました。
紹介はいくつかもらえますが、なかなか合格がもらえません。
どうやって進めて行けばよいでしょうか?

プロ人事3段
プロ人事3段

転職活動には、転職エージェントと転職サイトからの大きく2種類があります。
その違いを理解することで、うまく進めることができますよー!

結論:両方をバランスよく利用すること。

まずは、結論から言うと、利用者側は両方とも別々のメリットとデメリットがありますので、
どちらかに偏ることなく、「バランスよく利用しながら転職活動を進めること」をおススメします!

例外的に、あなたがものすごい「高度人材」である場合は、エージェントだけで進めるのもありでしょう。
それ以外の方は両方をバランスよくですね。

次に転職サイトと転職エージェントの違いを簡単に解説します。
すでに、知っているあなたは、飛ばして次の「理由」のところに進んでください。

用語解説:転職エージェントと転職サイトの違い

転職エージェントは、以下のような大手から中堅・ベンチャーまで無数にあります。
・リクルートエージェント
・doda
・マイナビエージェント …

1番のポイントは、キャリアアドバイザーという人が付いてくれること。企業や求人を色々と紹介してくれたり、転職の相談に乗ってくれたりします。しかもほとんどの会社が無料で提供してくれます。
(メリット・デメリットについては、本記事とは趣旨が違うのでまた別記事で解説します。)

転職サイトも無数にありますが、以下のようなところが有名どころでしょうか。
・doda
・エン転職 
・リクナビNEXT …

1番のポイントは、自分でたくさんの企業を探して応募できること。新卒の時の就活でリクナビやマイナビを使っていた、あの感覚とほとんど一緒です。自分のペースで、進めることができるわけです。
あと、スカウトサービスに登録すると、企業からあなたに直接オファーが届きます。そういった嬉しい特典もすべて無料で利用できることも特徴の1つですね。

おさらいですが、
転職エージェント=キャリアアドバイザーが求人を紹介してくれたり、相談に乗ってくれたりする。
転職サイト=自分で求人を探すことができる。

一見、「転職エージェントの方が良くない?」と思ったかもしれません。
ここからは、なぜ両方バランスよく利用することが良いのか、大きな2つの理由を見ていきましょう!

理由① 企業側はエージェントは採用コスト高い▲、サイトは採用コスト低い○

1つ目の理由は、「企業側の採用コスト」の違いです。

転職エージェントを利用した場合、企業によりますが、あなたを採用した時のコストは、
理論年収の約25‐35%となっています!!

たとえば、年収500万円の人を採用したとします。(仮に成功報酬が30%とします。)

500万円 ✖ 30% = 150万円

といった形で、おひとり採用するのにこれだけのコストが掛かっているんですねぇ~。。。

次に、転職サイトのコストを見ていきましょう。
転職サイトの方が料金体系は複雑です。
掲載期間・スカウト📧の数・検索表示アップなどのオプション、転職フェアへの参加 etc.といった部分によって、金額は大きく異なってきます。

ただ、私が実際に取引してきた相場感からすると、例えば6カ月間✖1職種の通常の掲載をすると、
50~150万円くらいでしょうか。

転職サイトの場合は、内定を出した時の成功報酬は発生しません。ここが大きな違いですね。
なので、掲載した金額ポッキリなので、採用側はコストを抑えやすいメリットがあります。
特に何人採用しても、コストが増えることはありませんので、複数人採用した企業などは、
1人当たりの採用コストをぐっと抑えることができます。

例えば、6カ月間で100万円の掲載をしたとしてます。結果4人採用できました。

100万円 ÷ 4人 = 25万円

ここまで大きな違いがあるんですね。

もう、ここまで来たらわかると思いますが、
あなたが人事側であれば、あなたが最終面接を終えてジャッジする時に、エージェント経由と転職サイト経由なら少しプレッシャーが変わってくると言うことですね。

また、エージェントにはお願いせずに、転職サイトにだけ掲載する求人もあります。

なので、やはり、「転職エージェント」と「転職サイト」は両方バランスよく利用必要がありそうですね!!

理由② 求人内容によって、転職エージェントと転職サイトを使い分けている

2つ目の理由は、「求人内容によって、企業側が使い分けている」という事実です。

人事は簡単にいうと、以下のような形で使い分けをしています。

 求人の難易度が高い = 転職エージェント
 求人の難易度が低い = 転職サイト
 (企業によっては、エージェントだけ、転職サイトだけ、といった片側だけのケースもあります。)

場合によっては、両方に掲載することもあります。
求人内容に合わせて掲載先もどこかでベストなのか考えているわけですね。
具体例をあげると、下のような感じです。

①AIのプログラムができる + TOEIC900点以上 + 27~30歳 =難易度高い(高すぎ)
 ⇒絶対、転職エージェントにお願いしたい!

②営業経験 + 40歳未満 =採用難度低い
 ⇒転職サイトでイケそう!

③施行管理経験 + 35歳未満 + TOEIC600点以上 + 今年中20人採用
 ⇒転職エージェントと転職サイトのフル稼働でいかな、採用終わらん!💦 💦 💦

企業側は求人内容によって、
・転職エージェントだけにお願いするか
・転職サイトだけに掲載するか
・両方使うか
をコストと手間と求人内容を元に戦略的に判断しているんですね。
(当然、この2つ以外の採用手法もありますが、今回は割愛しますね。(*‘ω‘ *))

自分が採用されやすい、というだけでなく、たくさんの求人に触れられるという意味でも、
やはり、転職エージェントと転職サイトは、両方バランスよく利用するのがよさそうですね!!

まとめ

いかがでしたでしょうか。
企業側、人事側の目線から転職(中途採用)を見ていくと、また違う見方ができるのではないでしょうか。

転職エージェントだけ、転職サイトだけ、と偏るのではなくバランスよく利用していきましょう!

転職人生の重要なターニングポイントです。
ただ、転職=目的になりがちなので、そこは冷静になって転職活動していきましょう。
一番最強の状態は、「現職でも良いし」「いつでも転職もできる」「企業もできる」という状態ではないでしょうか。

なので、転職活動中のあなたも、目的にせずに現職との比較や、自分の人生などを振り返り・整理する手段として、転職活動を利用してみるのも1つです。

ではまた!

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