2021年8月26日時点のデータを利用しています。
どうもー!プロ人事3段です。
前回、皆さんの希望から「業界の絞り方」を紹介しました。
その時に、お勧めの5つの業界もご紹介しました。
【おススメの業種・業界】
会社数 × 平均給与 × 株価3年の騰落率 + プロ人事3段の経験
=①電気機器、②機械、③卸売業(商社)、④不動産業、⑤情報・通信業
今回はその業界の中の1つ、①電気機器について見ていきましょう。
あなたが知らない気になる会社が見つかったら嬉しいです!では行きましょう!
株価チャートから見る電気機器業界の成長性
電機機器業界には、日本を代表するメーカーが数多くあります。
東証に上場している会社は235社あります。
下記の株価チャートは3年間の平均株価を電気機器と日経平均と比較したものです。とくにこの1年電気機器業界はとても伸びています。
特に、キーエンスやソニーといった代表的な企業の業績は好調で電機機器全体を押し上げています。また、近年伸びている「自動化」「半導体」「ロボット」をリードする会社も多く、コロナ後もまだまだ期待が持てそうですね。
それでは、どんな会社があるか見ていきましょう!
電気機器業界 TOP30社を重要指標と一緒にご紹介!
TOP30でも知らない会社があるかも!?
社名だけでなくて、時価総額・ROE・自己資本比率から優良企業を探しましょう!
【指標の説明】
ROE:利益を効率良く得られるかを示す指標(Return On Equity)
*目安8%以上=GOOD
時価総額:事実上のその企業の現在の価値を表す指標の1つ
自己資本比率:会社の安全性を見るための指標(自己資本/総資本×100)
*目安20%以上=まぁOK、40%以上=GOOD
まず、電気機器業界だけでなく日本を代表する2社である、
キーエンス、ソニーグループの2大巨頭が煌々と君臨しています。
どちらも説明いらずの企業かなと思います。
1つプロ人事3段的補足をすると、ソニーの自己資本比率が21.2%低いように見えます。これを見て「なんか、危ないの?」と思うかもしれませんが、そうではありません。積極的に新しいことや人・設備などに投資をしている場合は、自己資本比率が低くなることがあります。
例えば、業界は違いますがソフトバンクグループの自己資本比率も20%台前半なんですね。
なので、経営方針の違いと捉えて考えれば良いでしょう!
その他の企業も注目のテーマ別に見ていきましょう。
【半導体関連】
あまりイメージがないかもしれませんが、ソニーグループも半導体で世界トップクラスのシェアを持っていますよ!あのiPhoneでカメラがきれいに取れるのは、ソニーの半導体のおかげなんですよー!
東京エレクトロン、ルネサスエレクトロニクス、レーザーテック、アドバンテスト、ロームなどその道では知らない人はいない、世界シェアをほしいままにしている巨人たちがラインナップしています。
ミネべミツミも半導体関連の製品もあります。
それだけ半導体製造の世界はノウハウや技術の集積地なんでしょう。
【自動化・ロボット】
ここでは、まず注目はオムロンではないでしょうか。
一般的には体温計や体重計など身近なところでお世話になっているオムロンですが、ヘルスケアの領域は売上全体のわずか19%なんです。
実は制御機器事業が50%以上と一番大きな割合を占めています。
これが、自動化やロボットに欠かせない製品が多いんですね。
ちなみに、その最大のライバルで凌ぎを削っているのが、キーエンスなんですね。
他にも、アームロボットで有名なファナック、安川電機もいます。
それ以外の企業もぜひぜひ気になった会社は自分で調べて見てください。
ここにランキングされている会社は、何か必ず強みを持っている会社です!
もし、電気機器業界に興味がある人はこの30社から順にチェックしていっても時間が足りないくらいですよね。TOP30以下の会社でもまだまだ素晴らしい会社がありますから、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
いやー、もっとご紹介した企業がたくさんありますが、それはまた別の記事でアップします。
日本の電気機器業界はまだまだ面白そうですね。
前回もお伝えしましたが、
【成長している業界から、成長している会社を探す】
これが就活や転職活動の時に、1番見落とされている、1番大切な考え方です。
このブログではそのお手伝いをできるような情報発信を続けていきたいと思います。
ではまた。
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