・学歴フィルタは本当に存在するの?
・意外と人事はナビの採用実績校をメンテナンス忘れがち!!
・採用実績校からメッセージを読み取り、効率的な就活をしよう!!!
学歴フィルタって本当にあるの?
よく「学歴フィルタ」って聞きますけど、
実際のところどうなんですか?
気になりますよね。
結論としては、学歴フィルタに”近い”ものを取り入れている企業はあります。
ん?学歴フィルタに”近い”というのはどういう意味ですか?
例えば、20校に注力して採用活動はするけど、
それ以外の大学からは一切採用しない、ということではない!ということです。
この注力している大学はナビの「採用実績校」から読み取りましょう。
採用実績校から見えてくるものとは
掲載数に上限はありません。
なので、人事のさじ加減が結構反映されています。
まず、とある大手企業3社の実績校を見てみましょう。
A社
B社
C社
どうですか?
なにか感じますか?
A社とB社は、学歴フィルタがありそうな気がしますけど、、、
でも、プロ人事目線でいうと少し違います。
この3社であれば、明確にメッセージ性があるのはB社だけですね。
B社は、
・採用したい、または採用実績の多い大学をわざわざ絞っていて
・属性も分ける(例えば理系は院生中心)ことで
エントリーしてほしい学生層(母集団)にだけ来てほしいという意図が伝わりますね。
「A社も絞ってない?」と思われると思いますが、
A社とC社はただ羅列しているだけなのと、学校を見ても地域や偏差値にそれほど偏りがないですね。
では、なぜA社は学校数が少ないのかということが気になりますね。
理由は大きく2つ考えられます。
・採用担当がさぼっている、忙しくて手がつかない、昨年のコピペでメンテナンスしてない
・人気企業でエントリー数は増えなくてよい
そんなことある?
と思ったかもしれませんが、採用担当にとってナビの重要性は下がってきています。
また、メンテも意外と面倒なので、実績校のメンテが適当になることは良くあります。
反対にいうと、しっかりメンテしていたり、こだわりを感じる掲載の仕方を見つけたら、
もしかすると企業側からのメッセージかもしれませんね。
プロ人事3段のまとめ
「学歴フィルタ」という言葉はきついように聞こえますが、現代の新卒では、戦略として
学校を選択と集中しているということで、「絶対この20校から内定出す!」というような
ものではなくなってきました。(まだ一部の企業ではありますが、絶滅危惧種です)
だから、実績校に自分の母校がなくても、諦めなくても大丈夫です!
一方で、矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、
掲載実績校は企業からの1つのメッセージでもあります。ざっとみて、
「自分の偏差値と同等の大学は掲載がないなぁ」
とか
「属性に偏りあるなぁ(例えば国立ばかり、関西地方ばかり、院生ばかり)」
などを感じたなら、選択肢から外すことも、一考してみてはどうでしょうか。
「あきらめたらそこで終わり」という漫画スラムダンクの名言もありますが、
就活は限られた時間のなかでの壮大なイス取りゲームなので、
無駄を省いて効率的に動くことも大切な要素の1つではないでしょうか。
というか、この多様性の時代に、学歴フィルタなんかをまだやってる会社は、
こちらから願い下げしましょう!
ではまた!
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