*時価総額は2022年8月9日15:00現在です。
この記事ではプロ人事3段的、”知る人ぞ知る”企業をご紹介してきます!
今回は 「レンズを極めた巨人」 【HOYA】をご紹介します。知らない人は、絶対チェックしていってください!
HOYAの実力 #ガラス #レンズ #半導体
今回は時価総額ランキング26位のHOYA株式会社さんです。
コンタクトレンズや眼鏡のお店で見たことがあるような・・・
そうですね。私たちが普段生活する上では、コンタクトレンズや眼鏡のイメージがあります。それも彼らの主力事業に違いありません。ただ、BtoCのビジネス以外でHOYAは大きな飛躍を遂げているようです。
まず、時価総額が日本で26位と聞くと「そんなに大きな会社だったの?」と驚いたか方も多いのではないでしょうか。実際にYahooファイナンスで検索してみると名だたる企業たちと肩を並べていることがわかります。侮らないでくださいね!
現在のHOYAは「ライフケア」と「情報・通信」という2つの大きな事業分野が柱です。
創業当初はガラス製品(グラスなど)を製作していたHOYAですが、その加工技術を活かして1962年メガネのレンズを開発し製造を始めます。そして、1972年にはすでに、コンタクトレンズの製造を始めているというから驚きです。その後、1983年に半導体用マスクなどの製造開始、1987年に眼内レンズ製造、1991年にHDD用ガラス製造とガラスやレンズのニーズがあるところに技術力を活かして、どんどん開発・製造してきて今は、2つの大きな事業に区分しているようです。
1つの事業に偏っていないのも、HOYAの良い特徴の1つと言えるでしょう。
もう1つ、特徴的な点としては、「事業の売り買い」が適切だという点ですね。当然すべてがうまく行ったかどうかはわかりませんが、いまの日本で言われている「事業ポートフォリオの見直し」を早い段階から取り組んでいることが沿革からわかります。
HOYAの業績
しかもすごいのが、1973年に東証一部上場してから、ずっと黒字経営だということです。どんな安定感なんですか。
HOYAの採用情報
HOYAの採用サイトを見ていると、結構シンプル~と感じました。それもそのはず、HOYAにはグループ企業がたくさんあって、採用はそれぞれで実施しているようなんですね。ですので、それぞれのグループ会社の事業を見て選考に申し込むことになりそうです。ちょっとHP上からは導線がわかりづらいかもしれませんのでご注意ください。
特徴的な点は、中途採用者比率が結構高いことですね。老舗の大手メーカーの中ではかなり高い方ではないでしょうか。全然悪いことではなく、今ではむしろ多様性の観点からポジティブな要素と言われています。
これは、HOYAグループ全体の「求める人物像」です。あまり変わったことは書いていないので、統合報告書やHPを見て、深いところは読み取っていくしかなさそうですね。
HOYAの給料
まず、気になる給料はこのようになっているようです。
➤2022年度 平均798万円 平均年齢46.3歳
さいごに
ネームバリューやなんとなくのイメージからの企業探しから、少し視野が広くなるきっかけになったなら嬉しいですね。意外と社会人でも知らない優良企業の代表格がHOYAです。
でも、わたしがよく知っている企業よりも成長していて、時価総額も大きいそんな企業だということがわかりましたね。
データで見えてくることと、肌感で感じることの両輪で活動されるとまた一味違ってくるのかなと思います。特に上場企業は開示情報が多いので、気になった人はもっと調べて言ってみましょう!
さいごに、基本的には定量的な業績や給料の条件などからみて紹介していきます。
定性的な”社員の雰囲気”や”会社の社風”、”働き方”が、あなたとマッチするかは自分で確かめにいくしかありません。
今後もぜひチェックしていってください。
ではまた!
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