＊時価総額は2022年8月31日15：00現在です。
浜松ホトニクスの基本情報
浜松ホトニクス株式会社さんです。”光センサ・光源および応用機器、画像処理装置等の研究開発、製造販売（宇宙、医療、学術、産業用等）を行っています。”とありましたが、「よくわからん！」という人も多いと思います。有名なのが小柴昌俊さんがノーベル物理学賞を受賞されたときに、「カミオカンデ」という研究施設があります。そこで使われているのが浜松ホトニクス製の光電子増倍管だったんですね！
なんとなく、地方の小さな会社？のイメージがあるんですけどー。。
そんなことないですよ！実は、時価総額は日本で上位200番以内に入っている大企業です。それに海外売上高が70%を超えているグローバル企業でもあります。
浜松ホトニクスの事業・業績・歴史
ざっくりいうと「大きなピッカピカなすごい電球」「光を操るすごい製品」です！！光を操って宇宙事業までやってるというすごさ、カッコよさを感じますね！なんと、主力製品の世界シェアは約９０％以上！それに、海外売上高比率が70％を超えています！社名にあるように、静岡県浜松市感を感じていましたが、そんなことはありません！とてもつないグローバル企業です。浜松ホトニクスさんに関わらず、社名で侮らないようにすることは、就活や転職の時に大切な価値観ですね。
浜松ホトニクスの軌跡を見ると3点素晴らしい点を見つけました！①コロナ禍に関わらず成長を続けている、②1960年代にすでに海外進出を果たしている、③海外売上比率も高まっている。加えて、医療・バイオ・産業・分析・学術研究など幅広い製品や分野を持っていることもポイントですね。
そして、業績で素晴らしい点は営業利益率が20％を超えていることです。また、毎年15%以上をキープしており、製品の付加価値がとても高いことの証明です！その他、自己資本比率もとても高い状態を70%以上と非常に高い状態をキープしており、安定性も抜群の企業ですね。スキがありません。。
浜松ホトニクスの採用情報
新卒採用サイトを見ると、総合職と技術職とコースが分かれています。特に技術職コースはその中でも様々な職種コースがあり、職種ごとの説明も詳しくあります。技術系といってもかなり専門性や特殊性がたかいことからミスマッチができる限りでないように、人事も工夫しているのがうかがえます！
ちなみに、リクナビの約2,000人…。採用人数は約51－100名ということです。もっとたくさんいても良い気がしますね。反対に言うと、新卒も中途も受験者目線ではチャンスが大いにありそうです！
求める人物像を見ると、＃挑戦 ＃主体性 ＃創造性 ＃未知への領域 というキーワードが目に留まります。先輩社員紹介もたくさんあるので、自分の気になる職種の先輩の言葉も確認して、自分の価値観と合っているか考えてみましょう！
浜松ホトニクスの年収
平均年収ですが、683万円となっています(平均年齢が40.3歳)。決して低い水準ではありませんが、業績が伸びている中年収が伸びていないのは、少し気になりますね。若い社員さんがたくさん増えて平均が伸びないとか、という可能性もありますね。
浜松ホトニクスのエグゼクティブサマリ
【世界シェアが高い＝営業利益率が高い】というディスコさんの時にも出てきた構図ですね。どの数字も申し分ないですが、自己資本比率75%以上とディフェンス力が高いです。取締役が女性は少ないですが、従業員も男女の人数は少ないです。ただ、男女の平均勤続年数と平均年齢の差がをとても少ないのが良い印象でした。採用サイトからみても、女性採用も力を入れているようなので、男女ともにチャレンジしてほしい企業ですね。
さいごに
ネームバリューやなんとなくのイメージからの企業探しから、少し視野が広くなるきっかけになったなら嬉しいですね。投資をしているビジネスパーソンなら知っている企業ではありますが、意外と社会人でも知らない優良企業の代表格が浜松ホトニクスです。
でも、わたしがよく知っている企業よりも成長していて、時価総額も大きいそんな企業だということがわかりましたね。データで見えてくることと、肌感で感じることの両輪で活動されるとまた一味違ってくるのかなと思います。特に上場企業は開示情報が多いので、気になった人はもっと調べて言ってみましょう！今後もぜひチェックしていってください。ではまた！
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