*時価総額は2021年7月14日12:00現在です。
プロ人事3段的隠れたおすすめ優良企業をご紹介してきます!
この研究室のメインテーマになっていきますので、今後色々な角度からご紹介していきます。
はじめに
忙しいあなたのために、シリーズ化してお届けする企業紹介シリーズの第4段です。
今回は時価総額101-150位②ということで、2社紹介します!
・「名前も知らん」という会社
・「名前は聞いたことあったけど、そんな会社だったとは・・・」
といった会社がここからは増えてくると思いますよー。
なお、紹介した企業が「あなたに合っているか」はあなたしか判断できません。
ここで知った企業はあくまできっかけの1つにしてくださいね。
124位 (株)ディスコ 精密機器/機械/半導体・電子・電気機器
株式会社ディスコさん!(DISCO)
プロ人事3段の研究室ではおなじみになりました、半導体製造に関する機械装置のメーカーです。
難しい話しはしませんが、半導体を作るにはスゴイたくさんの工程が必要ですね。
ディスコさんはその中でも、特に【精密加工装置・精密加工ツール=切る、磨く】というと部分に強みを持っています。
その領域の世界シェア約80%!!
・・・とんでもない数字です。。
ランチェスター戦略という考え方では「シェア26%以上で業界1位=強者」と定義されています。
超強者ですよね!!
このシェアということは、世界中の半導体メーカーが利用しているということですね。
ライバル企業同士でも、同じディスコさんの製品を使って製造しているってなんか面白いですね。
時価総額はなんと1兆1000億円以上で日本で第124位!
そして、この業績も見ていきましょう!
世界シェアの圧倒的な高さだからこそ実現できる、営業利益率29,0%という高さですね。
いたずらに規模を置きかけない、孤高の天才感を感じますね。。
気になったのは、株主構成で創業家の関家さんの絡みが多いですね。そういった中でどのようなガバナンスをされていくのか、社風的なところにも影響しているのかといいったところですかね。
ちなみに、創業家がいることは決して悪いことではないですからね!メリットも多いですよー。
リクナビには未掲載になっています。どれくらいのエントリーがあるんですかね。気になります。
採用人数は100-200名となっています。
なんか、社内通貨WILL口座というものを採用しているようで、働き方や社内の制度などもユニークで独創的なものになっているのでは、想像してしまいますね。
135位 浜松ホトニクス(株) 半導体・電子部品・その他/医療機器
続いては、浜松ホトニクス株式会社さんです。
”光センサ・光源および応用機器、画像処理装置等の研究開発、製造販売(宇宙、医療、学術、産業用等)を行っています。”とありましたが、「よくわからん!」という人も多いと思います。
正直、私も詳しくはわかりません。( ´∀` )
有名なのが小柴昌俊さんがノーベル物理学賞を受賞されたときに、「カミオカンデ」という研究施設があります。そこで使われているのが浜松ホトニクス製の光電子増倍管だったんですね!
ざっくりいうと「大きなピッカピカなすごい電球」「光を操るすごい製品」です!!
光を操って宇宙事業までやってるというすごさ、カッコよさを感じますね!
なんと、主力製品の世界シェアは約90%以上!!
それに、海外売上高比率が74.1%!!
社名にあるように、静岡県浜松市感を感じていましたが、グローバル企業です!!
社名で侮らないでねくださいね。(( ´∀` )
時価総額は1兆1,000億円以上で第135位!!
ちなみに、1つ上の136位三菱重工業、137位シャープ、138位ZOZOとなっています。
新卒採用サイトを見ると、総合職と技術職とコースが分かれていますね。
画面のイメージは少し古いというか堅い印象に見えます。社風が影響しているのか、人事に予算がないかどちらかですね。
余談ですが、企業自体が儲かっていても、人事部に潤沢な予算があるかどうかは企業によります。
ちなみに、リクナビの1,853人!
採用人数は約51-100名ということです。もっとたくさんいても良い気がしますね。
そして、恒例のプロ人事3段のエグゼクティブサマリです。
【世界シェアが高い=営業利益率が高い】というディスコさんの時にも出てきた構図ですね。
どの数字も申し分ないですが、自己資本比率=78,3%とディフェンス力が高いです。
取締役が女性は少ないですが、従業員も男女の人数は少ないです。
ただ、男女の平均勤続年数と平均年齢の差がをとても少ないのが良い印象でした。
採用サイトからみても、女性採用も力を入れているようなので、男女ともにチャレンジしてほしい企業ですね。
さいごに
時価総額TOP101-150から2社ご紹介しました。
ネームバリューやなんとなくのイメージからの企業探しから、少し視野が広くなるきっかけになったなら嬉しいですね。
データで見えてくることと、肌感で感じることの両輪で活動されるとまた一味違ってくるのかなと思います。特に上場企業は開示情報が多いので、気になった人はもっと調べて言ってみましょう!
また、エグゼクティブサマリーは、あくまで1つの指標です。
情報過多の時代ですので、厳選に厳選してこの6項目としました。
これからは、私も知らない会社も出てくると思いますので、一緒に企業研究していきましょう!
あと、くどいようですが、基本的には定量的な業績や給料の条件などからみて紹介していきます。
定性的な”社員の雰囲気”や”会社の社風”、”働き方”が、あなたとマッチするかは自分で確かめにいくしかありません。
興味を持った会社にはインターンシップでも、説明会でもドンドンいきましょう!
今後もぜひチェックしていってください。
ではまた!
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