・リクルートやマイナビなどから発表される就職人気企業ランキングを読み解く。
・そのランキングも良いが、時価総額ランキングもおススメ!
・比較しながら見ると、就活や転職時の企業探しに役立つ情報に!?
就職人気企業ランキングって誰の何のためのもの?
どうもー!
プロ人事3段です。
今回は、【就職人気企業ランキングVS時価総額ランキング】です。
もしかすると、企業の採用担当者の方が、就活生よりも気にしていたりするかもしれません。。。
幸い私の上司や役員はランキングに興味がないのですが、ほかの企業の採用担当者からは「ランキングを意識している上司がいて、、、」という話しをよく聞きます。
実は、あのランキングはダレトク案件なんですよね。
まず、2021年版の最新のランキングを見てみましょう。
ふむふむ。オーケー。
有名な企業が多いですね。正直に言うと、ランキングの上げる方法は「予算の大小」と「学生への案内の工夫」などいくつかあります。ランキングが急上昇している企業の採用担当の皆さん、本当にお疲れさまでした。( ´∀` )という感想ですね。
就活生は以下のような目線で見るくらいでいいかもしれません。
- 採用担当の人、がんばったなぁ~
- 人事の役員や幹部が鼻息荒そうやなぁ~
- BtoC企業が「採用」and「広報」で効率的やなぁ~
ただ、こういったランキングに力を入れている会社は【新卒採用】に力を入れている可能性が高いのでそういった意味ではチャンスが多いかもですね。
半面、ランキングに乗ると受験者も多いため、競争倍率が高いですよね。。そこにわざわざ突っ込んでいくのも考えようですね。。。
そして、もっと重要なポイントを時価総額ランキングを見ながらチェックしていきましょう!
時価総額ランキングと比較して見えてくるもの
時価総額について詳しいことを覚える必要はないです。
先ほどの就職人気ランキングが「学生さんからの投票」、時価総額ランキングは「世界中の投資家からの投票」と思ってみてください。
時価総額は企業尺度や企業の実力の一面にしかすぎないですが、市場の期待値を反映した尺度の一つであり、売上や利益、資産なども大きいことが多いです。
早速、時価総額ランキングを見てみましょう。
皆さんもGoogleなどで「時価総額ランキング 日本」とかで調べると無料で誰でも見れます。
どうですか?日本のTOP50位ですが、「知らない・・・」という企業名はありませんでしたか。
例えば、ピックアップしたこの5社の事業概要を話せる人は、社会人でも多くありません。
でも、あの一般的には有名企業よりも時価総額が大きいのです。
12位 信越化学工業
26位 エムスリー
27位 HOYA
32位 SMC
38位 日本ペイントホールディングス
51ー100位からも見てみましょう。
意外と51-100位の方が知ってる会社の割合が多い人も多いのかな、という印象です。
ただ、社会人の私から見ても、「この会社、こんなに大きいんだぁ」とか「こっちの企業の方が時価総額大きいんだー。」とか新しい発見あります。
プロ人事3段的まとめ
結論はこのようになります。
・人気企業ランキングも悪くないが、優先度が高いのは時価総額ランキング
・競争率の低い、優良企業を知れるチャンスにあふれている!
・東証一部上場企業だけで2,000社以上、業種などで絞ることも可能。
私も就活時に、よくキャリアセンターや親や先輩から「知名度がないけど、優良企業を見つけろ」とか言われました。「どうやって?」と思うことがありましたが、この方法は1つのきっかけになると思います。
ただ、時価総額だけでは企業研究は不十分なことはわかっています。
忙しい皆さんの代わりになって、知られざるガリバーを見つける、そんな企業研究を提供しています。
ではまた!
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