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面接対策シリーズ#10 ー面接は自己PRする時間だ!自己PRの作り方

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1.はじめに

こんにちは、プロ人事3段です。
これまで10,000人以上の面接をしてきた中で、「うまくいく人/落ちる人」の違いはどこにあるのか?とよく聞かれます。

今回はその中でも「自己PR」の準備法にフォーカスを当てます。

結論から言えば——
「自己PR」は、あなたという人の取扱説明書(強み)の要約です。
この記事では、

  • 自己PRって何をどう準備したらいいの?

  • 強みは企業ごとに変えた方がいいの?

  • そもそも“いい自己PR”ってどんなもの?

というお悩みに答えていきます。


2.自己PR=長所=強み、全部一緒!

まずよくある質問から。

「自己PRって、長所と何が違うんですか?」

はい、違いません。面接での「自己PR=長所=強み」です。言い回しが変わるだけ。
重要なのは、“一言で自分を表せる言語化”ができているかです。

そして、伝える強みは最低でも2つ、最大で3つまで。
それ以上は面接官も覚えきれませんし、逆に絞られていない印象になります。


3.書類⇒1次⇒最終、と一貫して自己PRを表現せよ!

書類に書いた自己PRと、1次・2次・最終で話す自己PRにズレがある人、実は多いです。

たとえば、

  • 書類では「粘り強さ」

  • 1次では「コミュニケーション力」

  • 最終では「素直さ」

……全部、あなたの強みかもしれません。でも、相手からすれば「結局この人の強みって何だっけ?」となるのがオチです。

自己PRは、面接の“ストーリーの主軸”。
面接官があなたを他の候補と区別する「ラベル」にもなります。

だからこそ、書類から最終面接まで一貫性を持たせることが重要です。


4.強みは企業ごとに合わせるな!

就活や転職活動では「企業に合わせて自己PRを変えましょう」とよく言われます。
でも私はこう伝えたいです。

「強み」は、合わせなくていい。

むしろ、「あなたが一貫して伝えたい強み」で全企業共通にしてOKです。


🔸コラム:企業ごとに強みを変えなくてよい理由

面接官の評価軸は人によって違う

1次の若手社員と、最終の役員では見ているポイントが違います。
「企業が求める人物像」はあっても、評価するのは“目の前の人間”なんです。

全社で変えるのはそもそも無理ゲー

10社受けたら10通り作る?非現実的ですよね。
それより、あなたの伝えたい強みをブラッシュアップしていく方が現実的で、実際に通過率も上がります。


5.自己PRの言語化のやり方

🟥悪い例(よくあるNG)

  • 「コミュニケーション力があります」

  • 「素直です」

  • 「行動力があります」

……名詞だけで終わってませんか?これでは伝わりません。


✅良い例(伝わる自己PR)

  • 「誰とでも壁を作らず信頼関係を築けるコミュニケーション力」

  • 「年齢や役職関係なくアドバイスを素直に吸収し、行動に移せる素直さ」

  • 「困難な状況でも目標から逃げず、周囲を巻き込んでやり切る行動力」

ポイントは、名詞+形容詞 or 動詞で「らしさ」を足すこと。
これだけで、ぐっと“自分の言葉”になりますし、面接でも話しやすくなります。


6.最後に:自己PRは「見つける」より「育てる」

自己PRは、最初から完璧に話せなくても大丈夫です。
選考を通して伝え方が洗練されていくものだと思ってください。

あなたが「これだけは伝えたい」と決めた軸を、言葉にして、磨いていきましょう。
その軸が面接突破の大きな武器になります。


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