・自分でコントロールできないことにフォーカスしない。
・たくさんの中から相対評価で合否を出すことが多い。
・本当の不合格の理由は絶対に教えてくれない。
結論 あなたが悪かったわけではない。自分を責めないで!
就活生に伝えたいシリーズとして、今回は「選考の合否に悩みすぎるな!」ということで解説します。
まず、私も就活生の時、20~30社くらいから「お祈り」されました。サイレントなんかも結構ありましてて、腹が立つわ、悲しいわの経験をしました。
不思議なのが、志望度がそれほどでもない企業から落選の連絡があっても、落ち込みました。
なんとなく、自己否定された気分になる訳ですね。
でも、結論から言うと、
落ち込んだり、悩みすぎたりすることは時間がもったいないです!意味ないからです。
”全く、落ち込むな”は無理ですが、こんな悩み方は1人でやめてください。
「私は○○大学だからだめだ」
「GDであまり話せなかったからなぁ。」
「何が悪かったんだろう。あの質問の回答が良くなかったのかな。。」
その理由を次に解説していきます。
理由 不合格になる理由は複雑だから!
人事の仕事を長くしてきました。
わたしは2社経験しただけでなく、他社の人事・採用担当の人に色々と話しを聞いた中での結論ですが、不合格になる理由は想像以上に複雑だからです!
不合格になる理由は1つではないことが多いです。そして複雑でタイミングもあります。
例えば、
・○○大学の学生さんが偏ってているからバランスを取る。
・男女のバランスを取る。
・専攻のバランスを取る。
・今年のターゲット校の学生さんを優先したい。
こういった属性でバランスを見ることがあります。
他にも、
・この学生さん絶対評価では合格だけどもう(採用/インターン)枠がない。。。
・能力はAさんの方が高いけど、志望度は低そうだからBさんにしようかな。
・能力はAさんの方が高いけど、自社にマッチするのはBさんかな。(その逆もしかり)
・相対評価で30人中5人を合格させる。
こういった相対評価が影響することもよくあります。
もっと言うと、たまたまその日、面接を担当した面接官が「なんかちょっとこの学生さんは違うかな~。」となって不合格になってしまうこともあります。
人事は面接基準や目線合わせを頑張ってやりますが、「人がやること」なので絶対的な統一をすることはできません。
人事の中でも統一しきれていないと感じることもあります。
学生さんが思っているより、そんなものなんですね。だから、悩むことに意味はあまりありません。原因が絶対にわからないことを悩むことは意味がないのです。
では、お祈りされた時の対応はどのようなことが可能なのでしょうか。
心構え 自分でコントロールできることにフォーカスしよう!
1.自分の経験や選択、その時の感情と定量的な情報を整理しよう!
いわゆる自己分析ですが、もうすこし嚙み砕いて説明したものです。
面接で質問されることはほとんどがここを丁寧にすることで対応できます。
「自分の経験や良さを正確に伝える!」これは自分でコントロールできますよね。
2.自分の立ち位置を把握する!
これは賛否両論あるかもしれませんが、「身の丈就活」という考え方も大切だと考えます。
自分の属性、専攻、経験、スキル、性格などを冷静に見てみましょう。
「挑戦することを否定するんですか!」という声が聞こえそうですが、挑戦は否定しません。
ただ、自分に対してあまりに巨大な相手に挑戦し続けると連敗街道になります。
なので、挑戦枠の企業もあれば、現実路線の企業などを戦略的に分けることをしてみましょう。
3.なるべくプロに相談しよう!
例えば、スポーツでも勉強でも今まで先生やコーチなど、プロに教えてもらっていたのに、就活はアマチュア同士で教えてあってもなかなか改善しないわけです。というか悩み深まったりします。
相談相手は、キャリアセンター(できれば民間企業の経験者)、知人友人の人事採用担当、ココナラやタイムチケットなどで現役人事や元人事の方、といったプロに相談しましょう。
コストがかかることもあるかもしれませんが、自己投資の1つですね。数千円で対応してくれるサービスで十分だと思います。*ただし高額商材や就活塾は絶対にいりません。そういうものには手を出さないようにしてください。
さぁいかがだったでしょうか。
とにかく、悩まないでください!あなたとマッチする企業は必ずあるはずです!
頑張っているあなたが素敵です!
がんばろう就活生!
ではまた!
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